コラム

2017.08.29

食品

2010年からの販促策が花開く冷やし甘酒ブーム

 今夏も冷やし甘酒の売り上げが好調だ。甘酒(分類コード=220001)の売り上げ推移をみると、2009年ごろは正月から雛祭りにかけての寒い時期にのみ売り上げのピークがあったが、最近では夏場も売上げが大きく上昇する。  それでは、甘酒の夏場の主力商品である冷やし甘酒の販促に力を入れ始めたのは、いつ頃からなのだろうか。販売金額の少ない時期は原系列のグラフからでは読み取りづらいが、前年同月比を描いてみると判りやすくなる。10年以降は、7月や8月に前年同月比が100%を超えており、夏の売り上げ伸び率が高いことがわかる。
 甘酒の年間の千人当たり販売金額をみると、10年から15年にかけて前年比10~20%増で推移していたが、16年は前年に比べて80%という高い伸びになった。10年から始まった冷やし甘酒の販促が花開いたといえる。今年も、1~7月の集計で対前年比108%の高い伸びを示している。
2010年からの販促策が花開く冷やし甘酒ブーム
 昨年から大手酒蔵や他業態からの新規メーカーの参入も増え、商品の多様性も増している。特に若い人向けの新しいタイプの商品が目立つようになった。例えば、昨年から今年にかけて発売になった中埜酒造「國盛あまざけスムージー」は、バナナ(JAN=4978526001169)、みかん(JAN=4978526001121)、もも(JAN=4978526001800)のフレーバーがある。パッケージは清涼飲料のイメージで、スムージーの「冷やし」甘酒という新しい切り口の商品だ。7月のコンビニエンスストアのデータでは、「國盛あまざけスムージー」シリーズの3商品は2位~4位となり存在感を示している。

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