コラム・調査レポート
2016.07.28
食品
経口補水液は大塚製薬OS-1の販売が好調
夏の暑さが厳しさを増すにつれ経口補水液の販売が伸びている。経口補水液とは熱中症など発汗による脱水症状のほかに下痢や嘔吐などの脱水症状の治療にも用いる飲料で、水分のほかに失われたナトリウム、カリウムなどの電解質を補充してくれる。国内では大塚製薬、味の素、明治、武田薬品など複数の大手メーカが経口補水液を生産・販売しているが、中でも大塚製薬のOS-1の販売実績は他社を大きく引き離している。日経POSデータによれば「介護・病時食類」においてOS-1 経口補水液ペットボトル500ml(JANコード4987035576419)はリニューアル後の4月4日週から15週連続で販売金額第一位を維持している。
同製品は2004年の発売で、今年3月に小幅なリニューアルを実施したもののコンセプトは変えていない。テレビCMには家庭菜園の手入れ中に熱中症で救急搬送された所ジョージを採用。彼自身が身をもって体験した生命の危機を明るくアピールすることで製品の認知度向上に貢献している。7月25日に発表された気象庁の3か月予報によれば8-10月の気温は引き続き西日本を中心に高めになるとのことである。今年は4年に一度のオリンピックイヤー。リオで活躍するオリンピック選手たちの熱い戦いとともに経口補水液の販売も伸びていくことだろう。
同製品は2004年の発売で、今年3月に小幅なリニューアルを実施したもののコンセプトは変えていない。テレビCMには家庭菜園の手入れ中に熱中症で救急搬送された所ジョージを採用。彼自身が身をもって体験した生命の危機を明るくアピールすることで製品の認知度向上に貢献している。7月25日に発表された気象庁の3か月予報によれば8-10月の気温は引き続き西日本を中心に高めになるとのことである。今年は4年に一度のオリンピックイヤー。リオで活躍するオリンピック選手たちの熱い戦いとともに経口補水液の販売も伸びていくことだろう。