コラム・調査レポート

2018.10.24

食品

本格芋焼酎「黒霧島EX」が好調スタート(10/12)

 霧島酒造が9月6日に新発売した本格芋焼酎「黒霧島EX 900ML」の売上げが好調だ。
「黒霧島」は1998年発売の同社主力商品で、「トロッとした甘みとキリッとした後切れ」が特徴の本格芋焼酎だ。「extra(特別な)」を意味するEXは同社独自の「デリシャス・ペンタゴン製法」により、前社長が追求した「あまみ・うまみ・まるみ」と、黒霧島の特徴的な「トロッと」「キリッと」の5つの味わいを実現した。ラベルには五角形(ペンタゴン)をデザインし、その5つの味わいを表現した。
 日経POSデータの本格焼酎(5合相当)(分類番号 214025)では、 同商品の来店客千人当たり販売金額は、9月10日の週に41.7円。シェア4・2%でランキングは第9位、ビンでは6位となった。翌9月17日の週には、千人当たり金額は67.1円、シェア6・5%と順位を5位に上げた。最新週(10/1~10/7)の千人当たり金額は63.1円、シェア6・1%で順位は6位に落としたが好調な売り上げを継続している。実際に売れた店だけの販売状況を反映する「出現店千人当り金額」は144.1円と78円も高いので、商品自体の販売力が高いことがわかる。また、カバー率は33・7%と低いので、今後の伸びが大いに期待できる。

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