コラム・調査レポート

2022.03.18

食品

バリエーション豊かな食感とフレーバーで売上好調 「グミキャンデー」に注目

 渋谷ロフトで3月21日まで、お菓子販売メーカー参加型イベント「グミウィーク2022春」を開催中だ。2017年から毎年9月3日の「グミの日」を記念して行われていたが、今回は3月9日「サン(3)キュー(9)」と掛け合わせ、グミをプレゼントする日として提案、人気投票を行うなど、グミの魅力を発信するイベントとなっている。
 イベントになるほど人気のお菓子ジャンルとなったグミ。日経POSで大分類「キャンデー・あめ菓子」内の販売動向を小分類別にみると、2021年3月に「グミキャンデー」が「袋入りハードキャンデー」を抜き首位になった。
バリエーション豊かな食感とフレーバーで売上好調 「グミキャンデー」に注目
 「グミキャンデー」の来店客千人当たり販売金額は、2020年9月以降、前年比プラスで推移、2022年2月も27.2%増となった。
バリエーション豊かな食感とフレーバーで売上好調 「グミキャンデー」に注目
 2022年2月のグミの商品別ランキングをみると、ハードタイプ、ソフトタイプなど、フレーバーだけでなく食感も様々だ。1位はハードタイプのハリボー「ゴールドベア」で、2021年11月にソフトタイプの明治「果汁グミ ぶどう」を抜き首位をキープしている。4位以下のハードタイプの商品も売り上げを伸ばしており、現状ではソフトタイプよりハードタイプの勢いがある。
バリエーション豊かな食感とフレーバーで売上好調 「グミキャンデー」に注目
 グミは近年、日本人の健康意識の高まりもあり、ゼラチン不使用でビーガンフレンドリーな商品も登場してきている。このように食のトレンドを取り込みつつ、今後も売り上げを伸ばしていきそうな商品群といえる。

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