コラム・調査レポート
2021.10.15
食品
コンビニで試してスーパーで買う美酢(ミチョ)
CJフーズジャパンの「美酢(ミチョ)」が売り上げ好調だ。日経POSのコンビニの8月のデータによると、ビネガードリンクで、「美酢」のストレートタイプのイチゴ&ジャスミンが3位、アップル&カモミールが4位に入った。
美酢は、100%果実発酵の酢から作った商品。3タイプあり、ストレートタイプはそのまま手軽に飲めて、希釈タイプは炭酸水や牛乳などと混ぜて好みに合わせてアレンジ可能、ゼリータイプは食事の代用にもなる。
美酢のコンビニで主力のストレートタイプは、どのような購入傾向があるのか、首都圏のコンビニでの購入傾向がわかる日経CVSレシートデータで、2021年1月1日から2021年8月31日について調べた。
性別年齢層別では、「美酢」は15歳から29歳の女性の購入が35.1%とビネガードリンク全体(同15.1%)より20.0ポイント高く、14歳までの女性も10.1%とビネガードリンク全体(同5.2%)より4.9ポイント高い。
立地別では、オフィス街が65.9%とビネガードリンク全体(同55.1%)より10.8ポイント高く、住宅街は19.8%とビネガードリンク全体(同18.7%)より1.1ポイント高い。
時間帯別では、昼の購入が32.7%とビネガードンク全体(同22.6%)より10.1ポイント高く、夕方も15.5%とビネガードンク全体(同12.0%)より3.5ポイント高い。
CJフーズジャパンは、「健康意識の高い女性が、オフィスのランチやリラックスしたい時に飲んでいるのではないか」、さらに「今田美桜さんをCMに使い、若年層を取り込むことに成功した」と分析する。若い女性がオフィスで昼や夕方の時間帯に購入、学生が学校帰りに家の近くで購入して飲んでいる可能性が高い。
さらに、「コンビニで、ストレートタイプでトライアルをした人がスーパーで希釈タイプの商品を買うようになった」(CJフーズジャパン)
日経POSの「美酢 ザクロ味」の希釈タイプのスーパーでの売れ行きを見ると、2020年12月にビネガードリンクでシェア6.4%だったが、その後、売り上げを伸ばしていき、2021年8月は10.1%。コンビニでストレートタイプの商品を試した人が、新たにスーパーで希釈タイプを購入している様子がうかがえる。
美酢は、100%果実発酵の酢から作った商品。3タイプあり、ストレートタイプはそのまま手軽に飲めて、希釈タイプは炭酸水や牛乳などと混ぜて好みに合わせてアレンジ可能、ゼリータイプは食事の代用にもなる。
美酢のコンビニで主力のストレートタイプは、どのような購入傾向があるのか、首都圏のコンビニでの購入傾向がわかる日経CVSレシートデータで、2021年1月1日から2021年8月31日について調べた。
性別年齢層別では、「美酢」は15歳から29歳の女性の購入が35.1%とビネガードリンク全体(同15.1%)より20.0ポイント高く、14歳までの女性も10.1%とビネガードリンク全体(同5.2%)より4.9ポイント高い。
立地別では、オフィス街が65.9%とビネガードリンク全体(同55.1%)より10.8ポイント高く、住宅街は19.8%とビネガードリンク全体(同18.7%)より1.1ポイント高い。
時間帯別では、昼の購入が32.7%とビネガードンク全体(同22.6%)より10.1ポイント高く、夕方も15.5%とビネガードンク全体(同12.0%)より3.5ポイント高い。
CJフーズジャパンは、「健康意識の高い女性が、オフィスのランチやリラックスしたい時に飲んでいるのではないか」、さらに「今田美桜さんをCMに使い、若年層を取り込むことに成功した」と分析する。若い女性がオフィスで昼や夕方の時間帯に購入、学生が学校帰りに家の近くで購入して飲んでいる可能性が高い。
さらに、「コンビニで、ストレートタイプでトライアルをした人がスーパーで希釈タイプの商品を買うようになった」(CJフーズジャパン)
日経POSの「美酢 ザクロ味」の希釈タイプのスーパーでの売れ行きを見ると、2020年12月にビネガードリンクでシェア6.4%だったが、その後、売り上げを伸ばしていき、2021年8月は10.1%。コンビニでストレートタイプの商品を試した人が、新たにスーパーで希釈タイプを購入している様子がうかがえる。