コラム・調査レポート

2022.01.21

食品

とんかつ まい泉「ヒレかつサンド」の売り上げ好調

 外食の機会も減り、家で少しだけ贅沢をしたいと思う人も増えたのではないだろうか。「いつもよりちょっといいものを食べてみよう」そんな消費者のプチ贅沢気分を満たしながら、とんかつ まい泉の「ヒレかつサンド」は順調に売り上げを伸ばしている。
 日経POS情報のスーパーのデータでサンドイッチの売り上げ推移を見ると、とんかつ まい泉「ヒレかつサンド(6切)」は2020年10月に来店客千人当たり販売金額56.6円で、山崎製パン「一口サンド 8個」(同51.3円)を抜き1位になると、その後も売り上げを伸ばし、2021年12月には来店客千人当たり販売金額79.8円と他社商品を大きく引き離した。同じく「ヒレかつサンド(3切)」の売り上げも順調で同月の来店客千人当たり販売金額は65.9円で2位に付けている。
 とんかつ まい泉「ヒレかつサンド」は、1965年から販売され、半世紀以上愛されてきた。日比谷の宝塚劇場に出演するタカラジェンヌから「幕間にパっと食べれるものを届けて」という注文が開発のきっかけだったという。とんかつ まい泉が、パンの美味しさと共に大切にしたのは、かつやソースとの相性や時間が経っても変わらぬ味。また誰もが無理なく頬張れる大きさや厚さにもこだわったという。同社は、品質向上委員会「サンドプロジェクト」を毎年立ち上げ、商品のブラッシュアップを続けている。

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