コラム・調査レポート
2026.06.4
食品
そうめんつゆ、進化する夏の定番
そうめんのシーズンは5月中旬から8月までで、例年7月がピークとなる。2026年も5月15日あたりからシーズンインし、日経POS上に夏のきざしが現れた。
夏の定番メニューであるそうめんだが、その楽しみ方には少しずつ変化がみられる。乾麺である「そうめん」の2025年7月の千人当たり購入個数は、平均価格が4%上がったことも影響してか22.97個と前年同月の23.24個からわずかに減少した。また、コロナ禍で伸長した需要が安定局面に入った、という見方もできそうだ。
一方、水でほぐすだけで食べられる「生そうめん・冷や麦」は2.43個と前年の2.30個から微増した。直近の数値をみても2026年5月25日週は前年同週比40%増と好調だ。近年は猛暑が当たり前となり、できるだけ火を使いたくないというニーズが高まっている。そうめんはもともとゆで時間が短い麺だが、さらに調理の手間を省ける商品への関心も高まっているようだ。
夏の定番メニューであるそうめんだが、その楽しみ方には少しずつ変化がみられる。乾麺である「そうめん」の2025年7月の千人当たり購入個数は、平均価格が4%上がったことも影響してか22.97個と前年同月の23.24個からわずかに減少した。また、コロナ禍で伸長した需要が安定局面に入った、という見方もできそうだ。
一方、水でほぐすだけで食べられる「生そうめん・冷や麦」は2.43個と前年の2.30個から微増した。直近の数値をみても2026年5月25日週は前年同週比40%増と好調だ。近年は猛暑が当たり前となり、できるだけ火を使いたくないというニーズが高まっている。そうめんはもともとゆで時間が短い麺だが、さらに調理の手間を省ける商品への関心も高まっているようだ。
■そうめんつゆの主流はストレートタイプだが
そうめんつゆは、だしの風味を生かした薄味を安定して楽しめることからストレートタイプが主流だ。しかし近年は濃縮タイプの存在感も高まっており、「そうめん・冷や麦つゆ(濃縮)」が2025年7月の千人当り金額では前年同月の約7倍の伸長をみせた。
そうめんつゆは、だしの風味を生かした薄味を安定して楽しめることからストレートタイプが主流だ。しかし近年は濃縮タイプの存在感も高まっており、「そうめん・冷や麦つゆ(濃縮)」が2025年7月の千人当り金額では前年同月の約7倍の伸長をみせた。
その立役者となったのがミツカン「SOUPでそうめん 地鶏だし塩」「SOUPでそうめん 柚子だし」だ。2025年2月発売だが、翌3月にはストレートと濃縮を合わせた商品別ランキングで上位10位に入った。スープも一緒に楽しめる一品料理が手軽に作れ、濃縮タイプのためコンパクトで保存しやすいことでも支持を集めているようだ。
■海外の味も取り入れ、広がりゆくそうめんの世界
「その他つゆ」のキッコーマン「シャリっと冷やそうめん 韓国冷麺風」「シャリっと冷やそうめん お出汁香る柑橘素麺」は、ストレートタイプで凍らせて使う夏限定の商品だ。同社「具麺 豆乳担々そうめん」は花椒(ホアジャオ)の効いた担々麺風の味わいに加え、大豆ミートの具材入りで食べ応えもある。そうめんつゆは単なる調味料ではなく、メニューそのものを提案する商品へと進化しているようだ。
これらの商品に共通するのは、そうめんを満足感のあるメニューへと進化させている点だ。また、忙しさに加え暑さを増す日本の夏の時短ニーズにも応える存在になりつつある。
今年も厳しい暑さへの警戒が呼びかけられている。続く猛暑下で進化してきたそうめんつゆに消費者がどう反応していくのか、今後も注視していきたい。
■海外の味も取り入れ、広がりゆくそうめんの世界
「その他つゆ」のキッコーマン「シャリっと冷やそうめん 韓国冷麺風」「シャリっと冷やそうめん お出汁香る柑橘素麺」は、ストレートタイプで凍らせて使う夏限定の商品だ。同社「具麺 豆乳担々そうめん」は花椒(ホアジャオ)の効いた担々麺風の味わいに加え、大豆ミートの具材入りで食べ応えもある。そうめんつゆは単なる調味料ではなく、メニューそのものを提案する商品へと進化しているようだ。
これらの商品に共通するのは、そうめんを満足感のあるメニューへと進化させている点だ。また、忙しさに加え暑さを増す日本の夏の時短ニーズにも応える存在になりつつある。
今年も厳しい暑さへの警戒が呼びかけられている。続く猛暑下で進化してきたそうめんつゆに消費者がどう反応していくのか、今後も注視していきたい。