コラム・調査レポート
2022.09.2
食品
あらゆる体調管理に探してでも飲みたい「Y1000」
「乳酸菌飲料」の売れ行きが好調だ。2021年10月に来店客千人当たり販売金額が前年同月比19.8%増となった後も二桁増が続き、直近の2022年8月は同36.9%増と勢いが止まらない。
牽引しているのは2021年10月に登場したヤクルト「Y1000 乳酸菌飲料 プラ 機能性表示食品 110ml」。発売以来、効果実感の高さに加え、売れすぎて買いたくても買えない状況になるなど、常に話題に事欠かない同商品の来店客千人当たり販売金額は2022年7月に916.8円で、同社の「ニューヤクルト」の65ml×5やカロリーハーフを抜き、乳酸菌飲料のランキング2位になると、8月も1008.6円とさらに売り上げを伸ばしている。
ただ、気になるのが同商品の6本パック。発売当初は、単品よりも来店客千人当たり販売金額が高かったが、2022年11月をピークに売り上げは右肩下がりだ。問題はカバー率で、2021年10月は53.1%だったが、2022年8月は31.0%まで低下、商品が棚から消えた店が増えている。
ヤクルト本社は2022年6月に、「Y1000」の7月からの生産体制強化を発表したが、消費者の需要に、まだ応じ切れてはないようだ。出現店千人当たり販売金額の推移を見ても、置けば売れる商品であることは間違いなく、同社のさらなる生産増強が期待される。
牽引しているのは2021年10月に登場したヤクルト「Y1000 乳酸菌飲料 プラ 機能性表示食品 110ml」。発売以来、効果実感の高さに加え、売れすぎて買いたくても買えない状況になるなど、常に話題に事欠かない同商品の来店客千人当たり販売金額は2022年7月に916.8円で、同社の「ニューヤクルト」の65ml×5やカロリーハーフを抜き、乳酸菌飲料のランキング2位になると、8月も1008.6円とさらに売り上げを伸ばしている。
ただ、気になるのが同商品の6本パック。発売当初は、単品よりも来店客千人当たり販売金額が高かったが、2022年11月をピークに売り上げは右肩下がりだ。問題はカバー率で、2021年10月は53.1%だったが、2022年8月は31.0%まで低下、商品が棚から消えた店が増えている。
ヤクルト本社は2022年6月に、「Y1000」の7月からの生産体制強化を発表したが、消費者の需要に、まだ応じ切れてはないようだ。出現店千人当たり販売金額の推移を見ても、置けば売れる商品であることは間違いなく、同社のさらなる生産増強が期待される。