コラム・調査レポート
2018.01.25
食品
「売上No.1」訴求でピエトロのシェアが上昇
ピエトロが効果的にTVCMを投下、ドレッシング市場でじわりとシェアを伸ばしている。ドレッシング市場は、1位がキユーピーで、以下、理研ビタミン、ピエトロと続く。3位のピエトロは福岡に本社を置き、九州での知名度は高いが、全国区とは言い難い。特に、消費の中心地の首都圏での売上げの伸び悩みが課題だった。そんな中、同社は佐々木希さんを使ったTVCMを2017年10月27日に首都圏を中心に投下した。
ピエトロのドレッシングの金額シェアは、10月の5.9%から、TVCM投下後の11月には6.6%、12月は7.3%まで上昇、直近2年間では同社の最高シェアとなった。TVCMでは、日経POSデータによる同社の「和風しょうゆ280ML」のドレッシング内金額シェアが、2016年度の九州地区で1位だったことを取り上げ、佐々木希さんが(今は九州ではイチバンだけど)「全国で(も)イチバンになりたい」とつぶやく。今回はTVCMのみだったが、商品パッケージやPOPを使えば、消費者が店頭でTVCMを思い出して、さらに効果的だ。
「売上No.1」という訴求は、似たような商品が並ぶ店頭で、商品選択時間を短縮し、1番の商品を選択した満足感を与えることが出来、消費者にやさしい施策といえる。
ピエトロのドレッシングの金額シェアは、10月の5.9%から、TVCM投下後の11月には6.6%、12月は7.3%まで上昇、直近2年間では同社の最高シェアとなった。TVCMでは、日経POSデータによる同社の「和風しょうゆ280ML」のドレッシング内金額シェアが、2016年度の九州地区で1位だったことを取り上げ、佐々木希さんが(今は九州ではイチバンだけど)「全国で(も)イチバンになりたい」とつぶやく。今回はTVCMのみだったが、商品パッケージやPOPを使えば、消費者が店頭でTVCMを思い出して、さらに効果的だ。
「売上No.1」という訴求は、似たような商品が並ぶ店頭で、商品選択時間を短縮し、1番の商品を選択した満足感を与えることが出来、消費者にやさしい施策といえる。