コラム・調査レポート

2019.08.2

食品

「クラフトボス ミルクティー」大人の男性に人気

 サントリー食品インターナショナルが7月2日に新発売した「クラフトボス ミルクティー 500ML」の売れ行きが好調だ。ミルクのコクとほどよい甘さで、すっきりと飲める軽やかな味わいが大人の男性に人気だ。
 紅茶の茶葉を水蒸気に接触させ、その蒸気を集めて紅茶の香りだけを高濃度に取り出す「高濃度アロマ抽出製法」技術を用いて、豊かな紅茶の香りを醸し出した。また、厳選された後味の良い茶葉を「高温短時間抽出」によって、すっきりとした紅茶の味わいを実現した。今年3月に発売した「クラフトボスTEA ノンシュガー」に続く、クラフトボス紅茶シリーズの第2弾となる。パッケージには「クラフトボス」独自の透明なボトルとラベルを採用。ブルーのキャップとラベルで、すっきりとしたミルクティーの味わいと軽やかな気分をもたらすデザインに仕上げている。
 日経POSデータを見ると、ペットボトル入り紅茶飲料(分類番号073004)では、登場した7月1日週に、来店客千人当たり販売金額816.5円。シェア20.5%を占め首位に躍り出た。3週連続で首位をキープした後、最新週(7月22日週)では千人当たり金額248.6円、シェア7・9%と第3位に下げたものの順調な売り上げを見せている。
 POSEYESの「レシート診断」で、「クラフトボス ミルクティー 500ML」と最新週で第1位のキリンビバレッジ「午後の紅茶 ミルクティー 500ML」を比較分析すると、発売日以降(19/7/2~7/29)の販売金額に占める男性アダルト(30歳~50歳未満)の比率は「クラフトボス」が56.2%で、「午後の紅茶」の同比率(52.3%)より3・9ポイント高い。また、夜(19~23時)の購入時間に特徴があり、「クラフトボス」(14・7%)が「午後の紅茶」(11・3%)より3・4ポイント高い。関東のコンビニでは、大人の男性層に「午後の紅茶」より「クラフトボス」が支持されているようだ。

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