コラム・調査レポート

2020.05.29

食品

「ファンタ プレミアグレープ」大人の消費者に人気

 日本コカ・コーラが3月2日に新発売したフルーツ炭酸飲料「ファンタ プレミアグレープ」の売れ行きが好調だ。収穫から24時間以内に搾汁したぶどうの果汁と「すりつぶしたピューレ」を使用した果汁13%という深い味わいが特徴だ。パッケージは、グレープの果実を金色のラベルに配置した高級感のあるデザイン。実力者俳優の永山瑛太さんと松田龍平さんが共演したテレビCMも話題となり、男女問わず大人の消費者に支持されたようだ。
 日経POSデータでペットボトル入り果汁入り炭酸飲料(分類番号078024)をみると、「ファンタ プレミアグレープ 果汁13% 380ML」は、3月の来店客千人当たり販売金額は416.1円、シェア21.8%で首位となった。4月は、第1位・サントリー「CCレモン 果汁1% 500ML」、第2位・アサヒ飲料「三ツ矢 特濃オレンジスカッシュ 果汁20% 500ML」に次ぐ第3位。最新週(5/18~24)では第4位と順位は下げたものの、好調な売れ行きを維持している。最新週の平均価格は127.5円。1位のサントリー「CCレモン 500ML」の80.4円と比べると47円高い。
 同社によると、炭酸飲料市場は、フルーツ炭酸に比べると高炭酸や無糖炭酸が人気だという。要因は、健康志向を背景にカロリーや甘さを控える30~40代消費者がフルーツ炭酸から離脱したためとみる。この大人層をターゲットとして、ぜいたくな素材を使って「プレミアグレープ」を市場投入した。量はやや少なく高価格な商品だが、高級(プレミア)感が大人層の需要を掘り起こした。

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