日経POS情報導入事例

稲畑香料株式会社
稲畑香料株式会社

稲畑香料株式会社 様 POS EYES導入事例

POS EYES活用で前年比約6倍の新規売上実績を達成
稲畑香料株式会社 様 POS EYES導入事例
写真右:
代表取締役副社長
フレーバー事業本部長 稲畑 英之 氏

写真左:
フレーバー事業本部 マーケティング部
ゼネラルマネージャー 平坂 渉 氏
■会社概要
創業120年以上の老舗香料メーカーである稲畑香料株式会社様。香料業界のパイオニアとして、日用雑貨品用のフレグランスや飲食品用のフレーバーを開発・製造しています。ほかにも、化粧品やトイレタリー、芳香製品といった日常生活における心地良い香りや、日本の食卓を彩るさまざまな食品・食材のフレーバー、そして健康維持をサポートするサプリメント・機能性食品のフレーバーに欠かせない食品・香料素材を提供。メーカーの新製品開発を陰ながら支えてきました。

■主な事業内容:日用雑貨・飲食品向け香料の製造販売
■ご契約サービス:日経POS EYES

導入の背景

マーケティング推進における属人的な経営判断に課題
稲畑氏:これまでのマーケティングでは、「実際のマーケットを捉えた経営判断ができていない」という課題がありました。その背景には、「一部のマネジメント層社員の属人的な経験や思考に引きずられてしまう」などの要因がありました。

そこで、マーケットニーズを捉えた企業経営を目指し、2020年に「経営改革」に着手することにしたんです。経営改革の推進を目的とする組織として、マーケティング部門を強化しました。

消費者マーケットを踏まえた経営戦略を立案する中、経営判断をゆだねられる高品質なデータが必要なことに気付きました。さまざまなデータサービスを検討した結果、日経POS EYES(以下POS EYES)を導入することにしました。

POS EYESを採用した決め手は「高品質な消費者データ」「詳細な商品分類」「多様な分析機能」という3つの特徴です。全国のスーパーやコンビニエンスストアから収集した販売実績で、正確な統計分析が行えること、2000以上の詳細な商品分類でマーケットの深掘りができることが魅力でした。実際に使ってみると、さまざまな切り口での分析が可能で、マーケット状況の再現力の高さに驚きました。

平坂氏:POS EYES導入後、最初にマーケットの可視化を行うことから着手し、経営判断への活用を模索しました。自社の主要顧客である食品メーカーと商品分類の二軸からPOSデータを集計。リアルな市場での売れ筋を可視化することに成功しました。そのデータに基づき、リアルなマーケットニーズや、その背景にある食品メーカーの戦略も考察したうえで、事業計画の年間着地を予測。翌年の戦略立案・投資判断を行ったのです。その結果、現実的で実現可能な戦略を立案できるようになりました。

具体的な活用例・成果

POS EYES活用で経営戦略立案と迅速な施策実行を実現
稲畑香料株式会社 様 POS EYES導入事例
平坂氏:マーケティング部門も中心に入り経営改革を推進し、POS EYESから提供されるマーケットデータを経営戦略の立案や施策実行のスピードアップに役立てることができました。その結果、2021年、当社は約6倍の新規売上実績を達成しました。

POS EYES最大のメリットは「正しい経営判断材料の提供」が可能な点です。POS EYESを導入する前は、分析に使える商品分類は数種類だったので、詳細に分析できるマーケットも数種類程度。精度も“それなり”でした。

POS EYESを導入してからは、市場に出回っている既存商品の売上実績をPOS伸長率と掛け合わせて比較できるように。これが、予算立案の精度向上につながったんです。

平坂氏:正しい経営判断には解像度の高いマーケットデータが必須です。POS EYESは「マーケットデータを捉える際の正確さ」「分析データの細かさ」に優れていて、当社が求めるマーケット情報を可視化するにはうってつけのサービスでした。POS EYESで得た幅広いマーケット状況から自社の顧客(メーカー)の状況を俯瞰し、顧客の状況を考察できるのです。これにより、顧客に応じたピンポイントの戦略を立案できるようになったことも成果と言えるでしょう。

例えば、食品は「カレー」「ドレッシング」「パスタソース」「シチュー」の4カテゴリー、お菓子なら「スナック」「チョコレート」「アイス」「グミ・キャンディ」の4カテゴリーで分類し、各社の数年の売上数値はピラミッド構造で表示されます。

比較すると、新製品の売上動向がカテゴリーによって偏りがあることが分かってきます。「このメーカーの売上が安定しているのは、ロングランのヒット商品が好調だから」とか「ここのメーカーはオリジナリティのあるフレーバーを売りにした新商品が話題で、開発スピードが他社を圧倒している」といったメーカーごとの開発ビジョンや強みなどが見えてくるんです。

単純に赤字か黒字かといった表面的な評価ではなく、ピラミッド構造から分析して、今後どういった商品開発を目指していくべきか判断できるようになりました。

稲畑氏:「経営改革」においてPOS EYESを活用したマーケティング分析がなければ、正しい経営判断を行うことができなかったと思います。施策を実行したとしても、これほどの成果にはつながらなかったのではないでしょうか。

サービスへの評価、今後の期待

POS EYESの活用で営業活動を組織的に推進、成果アップにつなげる
稲畑香料株式会社 様 POS EYES導入事例
平坂氏:データ分析を担う部門にとって、情報の正確さや品質の高さは必須と言えるでしょう。その点で、POS EYESは非常に満足度が高く、そのクオリティに驚かされました。日本の経済情報を長年にわたり提供されてきた日経さんだからこそ、と言えるサービスではないでしょうか。

社名、容量、フレーバーなど、商品名の並びが統一されている点も素晴らしく、分析したいカテゴリーごとに分かりやすく分類できるので、マーケターにとって使い勝手の良い仕様だと思います。

属人化している業務を構造的に変えていきたい、コストメリットが高いサービスを探している中小企業にとって打ってつけのサービスと言えるでしょう。

稲畑氏:今後はPOS EYESのマーケットデータを経営判断に利用するだけでなく、営業活動を通し全社展開を検討しています。組織的な営業活動を推進することで脱属人化、つまり業務の標準化を進めたいと思っているんです。

成果を飛躍的に上げるために、データドリブンの営業活動が必要だと思っています。組織的な営業体制の構築にPOS EYESをどう活用すべきか、今後もアドバイスをいただきたいですね。

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