コラム・調査レポート

2018.07.12

食品

ダノンビオヨーグルト、季節限定フレーバーが好調

 ダノンジャパンが5月21日に新発売したヨーグルト「ダノンビオ 沖縄シークワーサー&パイナップル 75G×4」の売れ行きが好調だ。酸味を抑えた「ダノンビオ」シリーズのなめらかな食感を活かし、2018年夏の季節限定フレーバーとして、パイナップルに沖縄産シークワーサーを採用したことで、爽やかな酸味に、すっきりとした味わいを実現させた。カップデザインには「花火」をあしらい、夏らしさをアピールしている。
 日経POSデータを見ると、フルーツ入りヨーグルト(分類番号 045002)では、「ダノンビオ 沖縄シークワーサー&パイナップル」は、登場週(5月21日週)の来店客千人当たり販売金額は166.6円、シェア3.5%で第7位。翌週(5月28日週)には、千人当たり金額は309.8円、シェア6%を記録し、第3位に急上昇した。第1位・森永乳業「アロエヨーグルト 80G×2」、第2位・明治「ブルガリア ヨーグルト しゃきしゃきアロエ 75G×4」に次ぐ順位だった。最新週(6月11日週)は、千人当たり金額136.2円で第8位と順位は後退したが、好調な売れ行きを維持している。
多種多様なフルーツ入りヨーグルト商品が登場し、消費者の舌は肥えてきた。その時々の旬の果物を厳選して組み合わせ、既存商品にブレンドする商品企画は、期間限定ではあるが、新たな消費者の需要をつかんだようだ。

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