コラム・調査レポート
2026.02.6
食品
恵方巻、いつから全国区? データでたどる節分の20年
2026年の節分は2月3日だった。今年もスーパーやコンビニの棚には恵方巻きが並び、多くの人が季節の味を楽しんだようだ。
恵方巻きを節分に食べる習慣は、一般的には関西地方で伝わる風習が源流とされる。東京在住の大阪出身者 (50代)によると「確かに子どもの頃から恵方を向いて食べていた」「当時は家で作るものだった」という。
■「恵方巻き」が全国区になったのはいつ?
日経テレコンで「恵方巻き」を検索すると、1995年1月に北海道の北見稲荷神社で、恵方巻きを食べる神事を執り行ったとの記事があった。同年には鹿児島の照国神社でも同様の神事が行われている。
一方、店頭販売の記事は、1998年1月にセブン‐イレブンが「丸かぶり寿司恵方巻」を発売したという記事が初出だった。その後の関連キーワードを時系列で追うと、他のコンビニチェーンへ広がり、寿司チェーン店、さらにスーパーやデパートへと販路が拡大していったことがわかる。
日経テレコン「新聞トレンド」のワード出現数の推移からみると、ブームが本格化したのは2005年辺りのようだ。2015年以降は大きく伸長することなく安定し、節分に定番の食べ物となったことがうかがえる。
■「恵方巻き」が全国区になったのはいつ?
日経テレコンで「恵方巻き」を検索すると、1995年1月に北海道の北見稲荷神社で、恵方巻きを食べる神事を執り行ったとの記事があった。同年には鹿児島の照国神社でも同様の神事が行われている。
一方、店頭販売の記事は、1998年1月にセブン‐イレブンが「丸かぶり寿司恵方巻」を発売したという記事が初出だった。その後の関連キーワードを時系列で追うと、他のコンビニチェーンへ広がり、寿司チェーン店、さらにスーパーやデパートへと販路が拡大していったことがわかる。
日経テレコン「新聞トレンド」のワード出現数の推移からみると、ブームが本格化したのは2005年辺りのようだ。2015年以降は大きく伸長することなく安定し、節分に定番の食べ物となったことがうかがえる。
■「恵方巻き」をもっとも食べているのはやはり…
全国に広がったこの習慣だが、節分に「恵方巻き」をもっとも食べているのは近畿であった。北陸も僅差で追っているが、そもそも「寿司」の売上げがもっとも多いエリアだということは留意したい。
全国に広がったこの習慣だが、節分に「恵方巻き」をもっとも食べているのは近畿であった。北陸も僅差で追っているが、そもそも「寿司」の売上げがもっとも多いエリアだということは留意したい。
商品別ランキングをみてみると、伝統を守りつつも気楽に楽しめる工夫がみてとれる。一度に食べきりやすく量もほどよい中巻き、子どもも安心なワサビ抜きなどみんなで楽しめる工夫。具材も定番の田舎巻きや海鮮巻きに加え、ヒレカツ巻きや韓国の巻き寿司キンパなどがランクインし、さまざまな好みに対応し飽きさせない工夫がみられる。
■新しい習慣が生まれるとき
関西の風習が全国に広がりはじめて約20年。生まれた頃から当たり前にある行事食として育った世代が、そろそろ次の担い手になりはじめる。「当たり前」ができていく過程を可視化できるのが、データの面白みの一つだ。
■新しい習慣が生まれるとき
関西の風習が全国に広がりはじめて約20年。生まれた頃から当たり前にある行事食として育った世代が、そろそろ次の担い手になりはじめる。「当たり前」ができていく過程を可視化できるのが、データの面白みの一つだ。