コラム・調査レポート
2021.07.9
食品
「マリトッツォ」をスーパーで。
「マリトッツォ」をご存知だろうか。たっぷりのクリームをブリオッシュに挟んだ、イタリア・ローマ地方発祥のパン菓子の一種だ。可愛らしい丸い形状に加え、クリームにも、ドライフツールを混ぜ込んだり、フルーツを挟んだりと華やかな商品が多く、今年に入ってからSNSで話題を呼んでいる。今までは一部のベーカリーやカフェなど限られた場所でしか購入できなかったが、スーパーでも購入できるようになってきているようだ。
日経POSで菓子パン(163001)の6月ランキングを確認すると、1位は千人当り金額386.1円で「山崎 マリトッツオ 1個」。2020年2月から2021年5月まで首位を堅持していた、定番商品である「山崎 薄皮つぶあんぱん 5個」を抑えてのランクインだ。
「山崎 マリトッツオ」はオレンジピールを練り込んだブリオッシュパンに、ホイップクリームをサンドした商品。5月26日から一部スーパーで先行販売されていたが、6月1日より全国で発売した。先行販売期間の5月24日週から、店舗カバー率14.3%ながら千人当り金額354.8円で2位につけている。全国販売が開始した翌週には店舗カバー率を86.6%まで上げ、千人当り金額480.7円で首位を獲得した。翌6月7日週も2位以下に大差をつけてトップを快走していたが、6月14週に定番の「薄皮つぶあんぱん」へ首位を明け渡してからは失速している。
入替るように直近の6月28日週で2位につけているのは「山崎 マリトッツォ オレンジピール入り 1個」。こちらはふんわりとした食感のパンに、大きめのオレンジピールを入れたクリームを挟んだ商品。「山崎 マリトッツオ」が常温保存可能な商品であることに対し、要冷蔵商品となっていることからも、クリームをメインとしたスイーツに近い商品であることが伺える。 5月8日から一部スーパーで先行販売されていたが、店舗カバー率が2.4%と低くランキング上位には入っていなかった。6月21日週に店舗カバー率が36.4%まで上昇すると、千人当り金額も353円と急伸し2位につけた。6月28日週は店舗カバー率を64%にまで伸ばし、同順位を維持している。
今年に入ってから注目され始めた「マリトッツォ」だが、スーパーでのカバー率も増え、コンビニ各社でも新商品として発売を始めた。今後身近な場所で目にすることも増えるだろう。この機会に、話題の商品を試してみてはいかがだろうか。
日経POSで菓子パン(163001)の6月ランキングを確認すると、1位は千人当り金額386.1円で「山崎 マリトッツオ 1個」。2020年2月から2021年5月まで首位を堅持していた、定番商品である「山崎 薄皮つぶあんぱん 5個」を抑えてのランクインだ。
「山崎 マリトッツオ」はオレンジピールを練り込んだブリオッシュパンに、ホイップクリームをサンドした商品。5月26日から一部スーパーで先行販売されていたが、6月1日より全国で発売した。先行販売期間の5月24日週から、店舗カバー率14.3%ながら千人当り金額354.8円で2位につけている。全国販売が開始した翌週には店舗カバー率を86.6%まで上げ、千人当り金額480.7円で首位を獲得した。翌6月7日週も2位以下に大差をつけてトップを快走していたが、6月14週に定番の「薄皮つぶあんぱん」へ首位を明け渡してからは失速している。
入替るように直近の6月28日週で2位につけているのは「山崎 マリトッツォ オレンジピール入り 1個」。こちらはふんわりとした食感のパンに、大きめのオレンジピールを入れたクリームを挟んだ商品。「山崎 マリトッツオ」が常温保存可能な商品であることに対し、要冷蔵商品となっていることからも、クリームをメインとしたスイーツに近い商品であることが伺える。 5月8日から一部スーパーで先行販売されていたが、店舗カバー率が2.4%と低くランキング上位には入っていなかった。6月21日週に店舗カバー率が36.4%まで上昇すると、千人当り金額も353円と急伸し2位につけた。6月28日週は店舗カバー率を64%にまで伸ばし、同順位を維持している。
今年に入ってから注目され始めた「マリトッツォ」だが、スーパーでのカバー率も増え、コンビニ各社でも新商品として発売を始めた。今後身近な場所で目にすることも増えるだろう。この機会に、話題の商品を試してみてはいかがだろうか。