コラム・調査レポート

2021.02.18

食品

健康意識の高まりから毎日欠かさずR-1

 明治のプロビオヨーグルトR―1が今春以降も売上を伸ばしている。「強さ引き出す乳酸菌」をキャッチコピーにした同商品の売り上げは、例年、インフルエンザが流行り始める時期から上昇して1月ごろにピークを迎える。だが、2020年は2月以降もあまり売り上げが落ちず好調だ。
 R―1は、どのような層の購入が増えているのか、首都圏のコンビニでの購入傾向がわかる日経CVSレシートデータで、直近半年(2020年8-2021年1月)の購入人数を前年同月と比べてみた。
 性別では、ヨーグルト全体は、男女ともに購入が減っているが、R-1は男性の購入が5.3%増えている。「もともと女性の購入が多かったが、男性の購入も増えてきた」(明治)。
 時間帯別では、ヨーグルト全体は、全ての時間帯で減っているが、R-1は朝が14.6%増、昼が0.6%増、夕方が3.0%増と日中の購入が増えている。
 立地別では、ヨーグルト全体は全ての立地で減り、特に駅前で27.3%減、オフィス街で24.8%減と大きく減ったが、R-1は住宅街で17.8%増と大幅に増加、オフィス街でも4.3%増えた。特にオフィス街のコンビニは来店客数が減った影響で売り上げを落とした商品が多く、売り上げを伸ばした商品は珍しい。
 プロビオヨーグルトR―1は、毎日のコンスタントな摂取で免疫力向上の期待が高まる。明治は「体調管理意識の高まりから、毎日欠かさず摂取したい人が増えている」と分析する。「普段はスーパーでまとめ買いをしている人も、買い忘れやストックがなくなった時にコンビニで買っている」(同社)。
 昨年の春以降、週の数日が在宅勤務という人は増えている。体調管理への意識の高まりから、毎日欠かさずプロビオヨーグルトR―1を摂取したい人が、在宅勤務の日は家の近く、出社の日はオフィスの近くのコンビニで購入している様子がうかがえる。

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