コラム・調査レポート

2020.06.26

食品

オートミールに注目

 今年に入り外出自粛の影響で、インスタント麺や乾パスタ、ケーキ・パン材料など、自宅で簡単に作れ、日持ちもする食品の販売実績が伸びている。
手軽な朝食として知られているシリアル類もその1つだが、その中でも今まであまりなじみのなかったオートミールに注目が集まっている。
 オートミールとは燕麦(オーツ麦)を加工した食品。カルシウムや鉄分、食物繊維などを豊富に含んでいることや、食後の血糖値上昇が穏やかな低GI食品であることから、ダイエット食品として注目を浴びている。
海外ではお湯や牛乳で煮たお粥であるポッジとして食べる事が一般的だが、インターネットで調べてみると、お茶漬けや、クッキーなどの菓子づくりに利用しているレシピも出てくる。
 日経POSで「オートミール」(165-003)の販売実績を確認すると、2020年3月に前年同月111.2%増となり、翌4月は201.6%、5月も192.4%と3桁の伸びが続いている。
商品別にみると、2020年6月8日週に販売実績があったのは8商品。千人当たり金額では、「日本食品 プレミアム ピュアオートミール 300G」が112.8円でトップを独走している。
同商品の時系列推移は、3月16日週に千人当たり金額の前年同月比率が117.2%を超えてから3桁の伸びを続け、5月11日週には211%増にまで達した。緊急事態宣言が解除された6月8日週でも127.4%と依然高い水準で推移している。
一方、3月16日週に68.3%あったカバー率は6月8日週には51%にまで下がっている。
SNS等で注目を浴び、店頭からなくなっていることが推測される。
 日本でシリアルといえばカルビーの「フルグラ」や日本ケロッグの「コーンフロスティ」、「フルーツグラノーラ」など、フレーク系が主流だった。今回の流行を機に、オートミールがどこまで定番化するのか動向を注視したい。

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