「各分類の売上No.1商品」や「その年の売り上げ伸び率が非常に高かった商品」をご紹介!
「日経POSセレクション 売上No.1」を活用して成果を出した小川製麺所様のケース
「台頭」「激戦」「盤石」の3つの観点から2017年の売上No.1商品をご紹介!
日経が全国71のスーパーチェーンと約1500店舗から独自収集したPOS情報のデータベースサービス
「日経POSセレクション」は、日経POS情報を使用して、
コーヒー飲料やソーセージなど日経が作成する約2000の商品分類(カテゴリ) 内で分類売り上げ1位の商品や、
売り上げ伸び率が高い商品を取り上げます。
「日経POSセレクション」に選ばれた商品は、日本経済新聞社が提供する専用のエンブレムを
商品パッケージ、店頭POP、販促資料などに有償で使用することができます。
専用エンブレムを店頭販促物、Web、広告など各種プロモーションに活用することで、
商品に対する信頼性を高め、お客様の認知や興味を向上させることができます。
日経POSセレクション『売上No.1』を
販促やプロモーションに効果的に取り入れた株式会社小川製麺所様の「山形のとびきりそば」の事例をご紹介します。
<取締役 新規ビジネス担当の島崎 博文様にお話を伺いました>
あるマーケティング勉強会で出会った方から、ある企業様が日経POS No1とパッケージに表示し販売したところ、売上UPの効果があった事、また価格が主な購買基準になっているカテゴリーではNo1ロゴが非常に有効であるとの事をお聞きしました。乾麺カテゴリーの購買基準は、量目と価格である事から、同様の効果が期待できるのではと思いました。当時、POSランキングで既にNo1であったので、お問い合わせさせて頂き、売上No.1のロゴをパッケージに使用させて頂くことになりました。
商品価格が比較的高い弊社の商品は、『美味しくなかったらどうしよう』と、お試し買いを躊躇されるお客様が多いのが実情でした。売れ筋No1のステッカーを貼付したことで、『売れている=美味しい』と捉えて頂けるようになり、購入を躊躇されていたお客様が試され、リピーターとるケースが増えました。
さらに、お取引のなかったお客様からの引き合いも増え、結果ステッカー貼付以降、毎年出荷量は伸びております。
また、漠然と「なんとなく売れている」としか認識していなかった社員が、毎日 売れ筋No1ステッカーの貼付された商品を目にすることにより『最も売れている』という事実を理解するようになり、仕事へのモチベーションがUPしている様に感じております。特に家族や知人など周囲の方々から『おたくのそば、日本一売れているんでしょ?』と言われる事の影響が大きかったようです。
更に、採用への影響も大きく、売れ筋No1商品を持っている事をPRしはじめてから、新卒応募者数が増えました。志望動機には必ず『売れ筋No1の山形のとびきりそば』の1文が入ってます。
スーパーの店頭でNo1と明記されたパッケージがよく目につくようになりました。日経POSでの売れ筋No1は、最も信頼のおけるデータであることを消費者の皆さまにより一層認知される様、さらなるPRをお願いします。
約2000分類の商品の中から次の6商品をご紹介!
17年2月に発売後、いきなり年間1位の座に就いた「パン粉」界の新星が、日清フーズ「日清 小麦粉・卵いらず ラク揚げ パン粉 チャック付 140g」だ。
揚げ物は小麦粉、溶き卵、パン粉をつけてから調理するため、人気メニューながら家で作るには手間がかかるのが消費者の不満の種だった。そこに目をつけ、肉などの食材に直接つけて揚げるだけで簡単にとんかつなどを調理できるようにした。
パッケージのデザインも工夫し、一目見ただけで商品コンセプトや使い方がわかるようにしたことも売り上げ拡大に貢献したようだ。
日経POS情報によると、日清フーズは同商品の投入以降、パン粉市場でのシェアを5%から10%に伸ばした。他社との違いを打ち出しにくくスーパーのプライベートブランド(PB)が強い成熟市場に一石を投じた。
「松前漬」で首位となった八葉水産(宮城県気仙沼市)の「めかぶ松前漬 数の子入 50g×3パック」も発売した年に年間トップにまで上り詰めた。昆布やスルメイカ、数の子といった定番材料に加え、めかぶが入っているのが特徴だ。
東日本大震災で被災した同社にとって事業立て直しの期待を背負った商品のひとつ。東京以西ではなじみのない松前漬だが、最近の健康志向で効能に注目が集まるめかぶを入れたのが奏功した。
めかぶ入りの松前漬は珍しく、昨年のスーパーマーケット・トレードショーで「スーパーマーケットで買いたい!フード30選2017」に選ばれ人気が加速した。
50グラムずつ3パックに小分けしているのもバイヤーから高評価を得ている。今年は本格的な全国展開が期待できそうだ。
「大豆飲料」では、大塚チルド食品とスジャータめいらくが、しのぎを削る。
15年までは大塚チルド食品の「ミルクのようにやさしいダイズ 950ml」の牙城だったが、16年にスジャータめいらくが「豆乳+おから のむ大豆 900ml」で1位の座を奪った。通常、豆乳は大豆を絞った後、おからを取り除くが、大豆を丸ごと使用することで体に良いイメージを強調したのが奏功した。
大塚チルド食品は同年、国産大豆を100%使った栄養機能食品「国産大豆のミルクのようにやさしいダイズ 950ml」を投入し、翌17年にトップを奪還した。
今年に入っても両製品はつばぜり合いを演じている。
「コーン系スナック」は長らく東ハト「キャラメルコーン 80g」、ハウス食品「とんがりコーン〈あっさり塩〉 75g」、明治「カールチーズあじ 64g」が三つどもえの戦いを繰り広げてきた。
17年も月によってトップが入れ替わる激戦だったが、同年5月に明治が「カール」の中部地域以東での販売終了を発表したことで、地殻変動が起きた。消費者が買いだめに走った結果、5~8月は「カールチーズあじ」がトップにたったものの、その後失速。最終的に激戦を制したのは「キャラメルコーン 80g」だった。
今後は商品ラインアップの充実に力を入れる「キャラメルコーン」と定番重視の「とんがりコーン」という対照的な戦略の2強の争いが激しさを増しそうだ。カールの戦線縮小で、湖池屋「スコーン」やジャパンフリトレー「ドリトス」など3位以下のブランドへの関心が高まるなか、18年は昨年以上の混戦が予想される。
日経POS情報のデータ収集が始まった1985年以来、首位を走り続ける代表格が、「ぽん酢しょうゆ」でのミツカン「味ぽん 360ml」と「即席吸い物」の永谷園「松茸の味お吸いもの 3g×4袋」だ。両者とも、時代に合わせたレシピ提案を続けてきたことが勝因といえる。
「味ぽん」は、前身の商品が1964年に関西で試験販売した後、67年から全国販売が始まった。
発売当初から自社製品に合うおすすめの鍋物を積極的に提案してきた。80年代以降、「味ぽんの新基礎調味料化」を目指し、「鶏のさっぱり煮」や「かつおののっけもり」など鍋以外の新メニューのバリエーションを増やしている。その結果、年間商材として定着させることに成功した。
2017年の「即席吸い物」のメーカー別金額シェアをPOSデータでみると1位の永谷園は、81.7%と2位の浜乙女(同5.0%)を大きく引き離している。
吸い物は、関西では「すまし」と言われ定着していたが、1964年の発売当時、みそ汁が主流だった関東ではなじみが薄かった。そこで、「餅を入れて雑煮感覚で食べてもらう」「炊き込みご飯にする」「和風パスタの具にする」などの吸い物以外の使い方をテレビCMを通じて提案していった。レシピ効果に加え、マツタケの香りが手軽に楽しめる商品特性が消費者に浸透し、着実に売り上げを伸ばしている。
同社の努力が実り、関東でも吸い物の人気が定着してきたようだ。永谷園の即席吸い物の千人当たり販売金額をPOSデータでみると、88年時点で首都圏は近畿圏の6割弱にとどまっていた。しかし、2005年以降、拮抗するようになっている。
順位 | 分類 | 商品名 | 解説とグラフ |
---|---|---|---|
1位 | 甘酒 | 森永製菓「甘酒 190g」 | 詳しく見る |
2位 | チキンステーキ・チキンロール | 日本ハム「ローストサラダチキン(プレーン)165g」 | 詳しく見る |
3位 | ペットボトル入りトマトジュース | カゴメ「カゴメトマトジュース 食塩無添加 720ml」 | 詳しく見る |
4位 | 一般牛乳1L以外 | 明治「おいしい牛乳 900ml」 | 詳しく見る |
5位 | ピーナツ | でん六「バタピー 135g」 | 詳しく見る |
6位 | サバ缶詰 | 極洋「さば水煮EO6 190g」 | 詳しく見る |
7位 | こうじ | 伊勢惣「みやここうじ四角型 200g」 | 詳しく見る |
8位 | 麦類 | はくばく「もち麦ごはん 600g(50g×12袋)」 | 詳しく見る |
9位 | 冷凍シューマイ | 味の素「ザ★シュウマイ 9個入り(288g)」 | 詳しく見る |
10位 | 濃縮コーヒー | サントリー食品インターナショナル 「ボス ラテベース 甘さ控えめ 490ml」 |
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※日経POS情報・POSEYESより
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日本経済新聞社が独自に収集している全国のスーパー71チェーン、約1500店舗のPOS情報です。
数多くの企業のみなさまのマーケティングや販促活動にご活用いただいている他、日経MJなど新聞紙面でも掲載しています。
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