日経POS情報

分類:シャンプー

ライオン
「オクト薬用シャンプー」

ライオン「オクト薬用シャンプー」

分類:シャンプー

ライオン「オクト薬用シャンプー」

ライオンの「オクト薬用シャンプー」は1985年発売のロングセラー。フケ、かゆみを防ぐ薬用ヘアケアシリーズとして今年で発売から37年目となる。有効成分「オクトピロックス」がカビなどの菌を殺菌、ニオイの原因菌も殺菌し、デオドラント効果は抜群だ。ブランドサイトを通じた情報発信、ユーザー発の口コミで地道に築いてきた人気は本来のターゲットである40~60代にとどまらない。「フケに悩む子供のために購入した」「思春期から使用している」など、若い世代のハートも掴む。コロナ禍による衛生意識の高まりにも対応してラインナップを拡充、その時々の消費者の需要を取り込みながらブラッシュアップを続けている。

分類:高菜漬

オギハラ食品
「元祖三池ごまたかな」

オギハラ食品「元祖三池ごまたかな」

分類:高菜漬

オギハラ食品「元祖三池ごまたかな」

高菜漬のオギハラ食品「元祖三池ごまたかな」は1992年発売のロングセラー、地元大牟田市での食べ方を生かして商品開発された。高菜漬といえば、当時はホール商品が主流だったが、細かく刻み、手間なくすぐ食べられるようにした。高菜漬の素材感を活かすためにあえて薄味にして、焙煎ごまをたっぷり加えて健康訴求も怠らない。以前は、巾着型の商品パッケージだったが、平袋に変更して、レシピなどを掲載できるようにした。オギハラ食品は「価格競争など時代の波は押し寄せて来るが、守るべきものを守り、変えるべきものを変えることが、永きに渡って愛される源」と力強く語る。社員一人一人の高菜漬愛が、変わらぬ美味しさを守り続ける原動力となっている。

分類:レギュラーコーヒー(豆)

キーコーヒー
「プレミアムステージ
スペシャルブレンド(LP)」

キーコーヒー「プレミアムステージ スペシャルブレンド(LP)」

分類:レギュラーコーヒー(豆)

キーコーヒー「プレミアムステージ
スペシャルブレンド(LP)」

キーコーヒー「プレミアムステージ スペシャルブレンド(LP)」は、日経POSの「レギュラーコーヒー(豆)」で直近10年間連続1位のロングセラーだ。コーヒー豆が持つ良質な酸味を引き出すようにミディアムローストに仕上げてある同商品は、1970年代から多くの人に親しまれている。キーコーヒーが、大容量の商品に走らず200グラムの商品に注力するのは「鮮度保持の観点から」だという。コーヒー豆は、保管している缶や袋から取り出すたびに、酸化による劣化が危惧され、大容量であると使い切るまでに鮮度が落ちやすい。同社は、大容量による単位容量当たりのコストパフォーマンスでなく、コーヒーの品質を重視して商品設計している。

分類:切りもち

サトウ食品
「サトウの切り餅
パリッとスリット」

山本漢方製薬「大麦若葉粉末100%」

分類:切りもち

サトウ食品「サトウの切り餅 パリッとスリット」

サトウ食品の「サトウの切り餅 パリッとスリット」は、1983年発売のロングセラー。日経POSでは直近10年連続1位の「切りもち」のトップランナーだ。「つきたての美味しさをそのままお客様に食べていただきたい」(同社)との思いから、発売当初より「杵つき」製法を守り、コシのある伸びの良い餅を提供し続けている。「ながモチフィルム」は酸素を取り入れつつも酸化を防ぐ特殊包装で、風味を長持ちさせる。商品名にもある十字の切れ目「パリッとスリット」が入っているので均一に熱が通りやすく、手で簡単に割れて調理がしやすい。今年から人気動画クリエーターによるアレンジレシピ動画を配信するなど、食卓での餅の登場シーンを増やす努力を怠らない。

分類:アイラッシュ

ディー・アップ
「アイラッシュ
フィクサーEX 552」

ぺんてる「ぺんてる筆(中字)」

分類:アイラッシュ

ディー・アップ「アイラッシュフィクサーEX 552」

ディー・アップ「アイラッシュフィクサーEX 552」は2005年発売のロングセラー。日経POSでも「アイラッシュ」で直近10年間連続1位、つけまつげ接着剤の定番として国内外で愛用され続けている。従来品のほとんどがラテックス製品だったが、乾くと接着力が弱まるなどの問題があった。「アイラッシュフィクサーEX 552」は、接着力が強くて安心して使える医療用テープの粘着剤を使用して、「強力、安心、簡単オフなど、つけまつげユーザーにとって必要なポイントを網羅出来ている」(ディー・アップ)。「アイラッシュ」のリーディングカンパニーとして、最新の技術と素材で市場の活性化を図ってきた同社は、つけまつげの必需品として、今後もリピーターの増加を狙う。

分類:サンドイッチ

とんかつ まい泉
「とんかつ まい泉
ヒレかつサンド」

とんかつ まい泉 「とんかつ まい泉 ヒレかつサンド」

分類:サンドイッチ

とんかつ まい泉「とんかつ まい泉 ヒレかつサンド」

日々の食事やお土産、イベントや会議と、生活のあらゆるシーンで親しまれる、とんかつ まい泉の「ヒレかつサンド」は「サンドイッチ」のロングセラー。1965年の創業当初より販売し続け、半世紀以上愛されてきた。日比谷の宝塚劇場に出演するタカラジェンヌからの「幕間にパっと食べられるものを届けてほしい」という注文を受け、商品化された。パンの美味しさと共に大切にしたのは、かつやソースとの相性と時間が経っても変わらぬおいしさ。誰もが無理なく頬張れる大きさや厚さにもこだわり「小さなお子様からお年寄りまで幅広い層に購入されている」(同社)。毎年立ち上げる品質向上プロジェクトで、長い歴史で培ってきたヒレかつサンドというシンブルなレシピのブラッシュアップを続ける。

分類:豆乳鍋用つゆ

ミツカン「〆まで美味しい
ごま豆乳鍋つゆ
ストレート」

ミツカン「〆まで美味しい ごま豆乳鍋つゆ ストレート」

分類:豆乳鍋用つゆ

ミツカン「〆まで美味しい ごま豆乳鍋つゆ
ストレート」

ミツカン「〆まで美味しい ごま豆乳鍋つゆ ストレート」は「豆乳鍋用つゆ」のロングセラー。ミツカンによると「豆乳でまろやかさをだしたごま鍋」であり、ごまが主役で豆乳を加えて味の深みを出した商品。発売を開始した2005年当時、豆乳フレーバーの鍋つゆはすでに目新しいものではなかったが、ごまの風味が功を奏し、女性だけでなく男性からの人気も得て大ヒット商品になった。日経POSでは「豆乳鍋用つゆ」で10年連続1位。「鍋つゆ」全体でも上位10位内の常連だ。同社は「秋から冬だけではなく、1年を通して食べて頂けるよう、食文化の更新をしていきたい」という。常に鍋のトレンドを読みながら、消費者の気持ちに寄り添った商品開発を続ける。

分類:チルドシュークリーム・エクレア

モンテール
「牛乳と卵のカスタード&
ホイップシュー」

モンテール「牛乳と卵のカスタード&ホイップシュー」

分類:チルドシュークリーム・エクレア

モンテール「牛乳と卵のカスタード&
ホイップシュー」

口どけの良いミルクホイップと自家炊きカスタードで2層仕立てのモンテール「牛乳と卵のカスタード&ホイップシュー」は「チルドシュークリーム・エクレア」のロングセラー。2000年に発売された同商品のカスタードクリームは、生乳から仕入れ自社で低温殺菌した牛乳と新鮮な卵を使用し、銅釜で少しずつ炊きあげている。日経POSで「チルドシュークリーム・エクレア」の2021年11月のランキングをみると、上位3商品を同社が占め強さを見せる。モンテールは「なんとなくおいしくなったような気がすると感じる範囲で、その時々に適した改良を続ける」という。変わらぬ美味しさとリニューアルの絶妙な2層仕立てで、顧客の心を掴み続けている。

分類:はちみつ

加藤美蜂園本舗
「サクラ印 純粋ハチミツ」

加藤美蜂園本舗「サクラ印 純粋ハチミツ」

分類:はちみつ

加藤美蜂園本舗「サクラ印 純粋ハチミツ」

昨年で発売から50年を迎えた加藤美蜂園本舗の「サクラ印 純粋ハチミツ」は「はちみつ」といえば誰もが思い出すロングセラーだ。同社は「お馴染みの味であることが、お客様から高く評価されている」と分析する。はちみつは天産物のため、採蜜年度によって味が変わることが少なくないが、各国の原料をブレンドすることで、風味の差が少なくなるようにしている。発売当時はガラス瓶が主流だったが、とんがりキャップのプラスチック容器を採用。蜜切れの良さを追求し何度も改良を重ねて現在の形状となった。レシピ紹介を積極的に行い、料理の調味料としての用途を提案するなど更なる顧客獲得を怠らない。

分類:コーンアイス

江崎グリコ
「ジャイアントコーン
チョコナッツ/
クッキー&チョコ/
生キャラメル」

江崎グリコ「ジャイアントコーン チョコナッツ/クッキー&チョコ/生キャラメル」

分類:コーンアイス

江崎グリコ「ジャイアントコーン
チョコナッツ/クッキー&チョコ/生キャラメル」

コーンアイスのロングセラーは江崎グリコ「ジャイアントコーン チョコナッツ/クッキー&チョコ/生キャラメル」、日経POSでは直近10年間連続で1位の人気商品だ。1963年発売の「ジャイアントコーン」を3種のアソートで販売し始めたのは1980年頃。江崎グリコは「限られた売り場で、選ぶ楽しさを提供するため、複数品種をアソート展開した」。「素材一つ一つの美味しさや食感に磨きをかけながら、最初から最後まで美味しく楽しく召し上がっていただけるようにこれからも進化を続けたい」(同社)。昨年から全フレーバーでコーンの先端に「しあわせのチョコだまり」を導入するなど、消費者の満足度を高めるために、ブラッシュアップを欠かさない。

分類:オートミール

日本食品製造
「プレミアム
ピュアオートミール」

日本食品製造「プレミアム ピュアオートミール」

分類:オートミール

日本食品製造「プレミアム ピュアオートミール」

低GI食品として注目を浴びている「オートミール」。日経POSによると、コロナ禍によるダイエット需要もあり2021年5月以降は3桁の伸びを続けている。その中でトップを独走する日本食品製造「プレミアム ピュアオートミール」は、2007年発売のロングセラーだ。当時、欧米を中心に健康的な朝食として定番だったオートミールの良さを日本人にも知ってもらいたいという思いから、食べやすく加工して商品化された。同商品は、食シーンに合わせて、様々な食べ方が出来ることも特徴の一つ。「国内工場で生産され、特殊焙煎によりくせがないことが評価されている」(日本食品製造)。今後も自然の良さを生かし、消費者ニーズに合わせた商品作りを続けていくという。

分類:本みりん

宝酒造
「タカラ本みりん「醇良」」

宝酒造「タカラ本みりん「醇良」」

分類:本みりん

宝酒造「タカラ本みりん「醇良」」

本みりんのロングセラー、宝酒造「タカラ本みりん「醇良」」は1998年に発売された。日経POSでは過去10年間連続1位と首位を走り続けている。同社におけるみりん製造の始まりはさらに遡り江戸時代末期。1960年以降、アルコールを含まないみりん風調味料が急速に市場シェアを伸ばす中、お酒のチカラによる調理効果を周知。歴史に裏付けられた品質の高さを地道に守り続けた。ボトル形状で2021年10月にグッドデザイン賞を受賞するなど使いやすさにも力を入れている。またレシピサイトを充実させ、本みりんの幅広い使い方を提案、購買層の中心は40代以上が中心だが、若年層・料理初心者への更なる普及を目指す。

分類:ゴーダチーズ

雪印メグミルク
「北海道100 芳醇ゴーダ クラッシュ」

雪印メグミルク「北海道100 芳醇ゴーダ クラッシュ」

分類:ゴーダチーズ

雪印メグミルク「北海道100 芳醇ゴーダ クラッシュ」

好調なゴーダチーズ市場のロングセラーは2007年に発売された雪印メグミルク「北海道100 芳醇ゴーダ クラッシュ」。発売当時、ブロックタイプが主流だったゴーダチーズを一口サイズにして、手間なく食べられるようにした。「コク」と「うまみ」を凝縮した深い味わいでありながらお手頃価格なのも人気の理由だ。消費者調査を重ねてパッケージの形状やデザインを工夫して、美味しさや食べやすさだけでなく、喫食シーンの提案も続けてきた。「一度購入して食べて頂ければ必ずリピーターになってくれる商品だと自信をもっている」と同社。より多くの消費者に商品価値を伝えて一人でも多くの人に手に取ってもらえるように、今後もプロモーションを続けていくという。

分類:青汁

山本漢方製薬
「大麦若葉粉末100%」

山本漢方製薬「大麦若葉粉末100%」

分類:青汁

山本漢方製薬「大麦若葉粉末100%」

青汁市場のロングセラーは山本漢方製薬の「大麦若葉粉末100%」。抹茶風味の濃い味が消費者から愛され、長年に渡りランキング上位をキープし続けている。同商品の2021年11月の来店客千人当たり販売金額は前年同月比55.1%増、昨年8月以来17ヵ月連続で2桁の伸びだ。発売は厚生労働省から健康施策である「健康日本21」がスタートした2000年。「漢方で培った技術を生かし、健康増進に役立てないかと開発が始まった」(山本漢方製薬)。低い気温で育てた大麦若葉の新芽のみを使用し、できるだけ熱を加えない独自製法で、高品質と美味しさを両立。同社は、ファン感謝ミーティングをオンラインで開催するなど、顧客とのコミュニケーションも欠かさない。

分類:筆ペン

ぺんてる
「ぺんてる筆(中字)」

ぺんてる「ぺんてる筆(中字)」

分類:筆ペン

ぺんてる「ぺんてる筆(中字)」

筆ペン市場のロングセラーはぺんてるの「ぺんてる筆(中字)」。顧客からの「筆とペンの中間のようなものはできないか」という要望から開発が始まり、1976年に発売された。「毛筆の最高級品であるイタチ毛などの天然毛に近い書き味になるよう、あらゆる合成繊維の筆ペンとしての適合性を調べ上げ、商品化した」(ぺんてる)。「現在も人の目と手で一束一束形状のチェックを丹念に行っている」(同社)。新しい技術と妥協しないものづくりで高い品質を保ち続けている。年賀状のイメージが強い筆ペンだが近年ではカラー製品を発売するなど、利用シーンの拡大も図っている。「デジタルでは感じられない、味のある筆跡が楽しめるツール」で、毛筆を気軽に楽しめる提案を積極的に行っている。

分類:たわし・キッチンブラシ

キクロン
「キクロンA」

キクロン「キクロンA」

分類:たわし・キッチンブラシ

キクロン「キクロンA」

「たわし・キッチンブラシ」のロングセラー、キクロンの「キクロンA」は1960年発売。貼り合わせスポンジたわしで、2020年のカバー率は71.5%で2位の商品(同19.3%)の3倍以上、定番中の定番と言える。当時、亀の子型たわしの磨く力と、スポンジの洗う力を合体させた商品は珍しく、「たわしの革命児」と言われた。おしゃれなキッチンをイメージした印象的なイラストは主婦を意識している。「単にナイロン不織布とスポンジを貼り合わせるだけでなく、使い心地、耐久性に徹底的にこだわって製造を続けていることが、60年以上も皆様に愛されている理由」と同社。「一度使ったらまた使いたくなる家庭用品」を作り続けるよう、今後も技術を磨き続けていくという。

分類:干し日本そば

小川製麺所
「山形のとびきりそば」

小川製麺所「山形のとびきりそば」

分類:干し日本そば

小川製麺所「山形のとびきりそば」

干し日本そば市場のロングセラーは小川製麵所の「山形のとびきりそば」。発売は1978年。日本有数のそば処である山形の味を広く伝えるため、長年研究を重ねて、乾麺でありながら生のそばの味わいに近づけた。そば粉やつなぎの山芋は国産、つなぎの小麦粉も高級麺に使用される一等粉を使用し、食塩をほとんど使わない独自の製法で本来の旨味を引き出している。山形では幅の広い太麺が主流だが、この商品はそれに比べると細め。小川製麺所は「時代によって変化する麺類への嗜好を勘案しながら微調整してきた」と消費者に愛され続けるための努力を惜しまない。ロングセラーとして売れ続ける同商品は、直近の2021年10月も2位をキープ、首位返り咲きをうかがう。

分類:その他きのこ

ホクト「エリンギ」

ホクト「エリンギ」

分類:その他きのこ

ホクト「エリンギ」

1995年に発売された国内初の大量生産エリンギであるホクトの「エリンギ」はロングセラーとして「その他きのこ」に分類される。本来、日本には自生せず育成の難しい品種で、安定生産できるまで栽培方法の試行錯誤、品種改良を重ね、苦労の末に商品化にたどり着いた。ホクトによると、2020年は全国の生産量の47.3%が同社商品という。「形が美しく、傷みが少ない。無農薬栽培なので安心・安全であることが、最大の特徴」(同社)。利用用途の多いエリンギは、幅広い年齢層に人気だ。さらに品質を高めるための品種改良を怠らず、時短を意識してカット商品も販売するなど、消費者に支持されるきのこ作りに取り組み続けている。

分類:油凝固剤・廃油吸収剤

ジョンソン「固めるテンプル」

ジョンソン「固めるテンプル」

分類:油凝固剤・廃油吸収剤

ジョンソン「固めるテンプル」

油凝固剤・廃油吸収剤といえばジョンソンの「固めるテンプル」、10年連続1位を誇るロングセラー商品だ。主婦モニターへの困りごと調査から出たアイデアに、調査を重ねて商品化された。発売当初は油を吸わせて捨てるタイプで売り上げも悪くなかった。しかし消費者からの「多量の油を処理できない」「何枚も使うのは不経済」という声を受け、開発を重ねて1984年に現在の固めるタイプの商品となる。その後も消費者の環境問題への意識の高まりから、東京湾の環境問題を題材にしたCMを作成するなど、時代の変化に合わせたマーケティング戦略を展開、同社は「これからも定番として愛用していってほしい」と、消費者の声に耳を傾け続ける。

分類:きな粉

真田「山城屋の京きな粉」

真田「山城屋の京きな粉」

分類:きな粉

真田「山城屋の京きな粉」

きな粉市場のロングセラーは真田の「山城屋の京きな粉」。流動焙煎機により北海道産の大豆一粒一粒に熱風を当て、表面を均等に加熱、香ばしさとコクを併せ持つきな粉に仕上げるため深めに焙煎している。一般的に、関西では関東より、深煎りで色の濃いきな粉が好まれる傾向にある。明治37年創業で京都に本社を構える同社は、長きにわたり地元の味を大切にしている。2020年1-12月の同商品のカバー率は、近畿で75.8%、中京で83.6%など高い地域もあるが、北海道で0.5%と極端に低い地域もある。同社は「全国の全てのスーパーマーケットや量販店で取り扱ってもらうことが最終目標」と全国制覇を目指す。

分類:その他栄養補給食品

大塚食品「マンナンヒカリ 
スティックタイプ」

大塚食品「マンナンヒカリ スティックタイプ」

分類:その他栄養補給食品

大塚食品「マンナンヒカリ スティックタイプ」

大塚食品の「マンナンヒカリ スティックタイプ」は、2001年に発売のロングセラー。お米と混ぜて炊くだけで糖質・カロリーをカット、食物繊維もとれる。発売当初は特別用途食品(病者用商品)だったが、メタボ健診が開始された2008年から一般食品となり顧客の裾野が広がった。さらに、消費者の要求を受け2018年以降は「糖質カット」訴求を追加した。糖質ゼロ・オフ市場の拡大とともに売り上げは増加、直近2年間のPOSデータでもカテゴリー内1位を保ち続けている。「使用しても、見た目が普通のごはんと変わらないので、違和感なく食事を楽しむことができる」(大塚食品)。今後もカロリーコントロールをしたい人に向けて、更なる認知拡大を図っていくという。

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