サントリービール
日経が”客観的指標”で選んだ
今伸びている商品
売り上げが伸びている商品。
つまり消費者の評価が高まり、
購入意欲が増している商品の中から、
売上高伸び率やメーカーシェア
上昇率など、いくつかの指標をもとに、
今、消費者に受け入れられている商品を
選び出し、
みなさまに
お伝えしていきたいと考えました。
日経POSセレクションとは？
ユニークな商品開発やマーケティングを武器に急成長する商品にスポットを当てたい。
そんな思いから日経POSセレクションは創設されました。
ニッチ市場で彗星のように姿を現し、快走を続ける商品でも
売上高やシェアなど既存のモノサシではキャッチできない、
そんなジレンマに一石を投じ、今注目したい商品にフォーカスを当てていきます。
初回となる日経POSセレクション2017は、
2016年4月から2017年3月の実売データを使い164点を選定。
そのうち上位10点をプレミアム賞に、50点をゴールド賞に選出しました。
サントリービール
～ザ・プレミアム・モルツ～
マスターズドリーム
今や量販店でビールと言えば缶ビールが定番。缶ビールより瓶ビールのほうが美味しいとの声もあるが、瓶ビールの地位は低下していた。そんな市場に一石を投じたのが「～ザ・プレミアム・モルツ～ マスターズドリーム」。同商品の投入により、サントリービールは2016年度のプレミアム瓶ビールカテゴリーでのメーカーシェアを前期比22.6ポイント増の48.4％へと躍進させた。その後、他社もプレミアム瓶ビールの新商品を投入して市場は盛り上がりを見せる。～ザ・プレミアム・モルツ～ マスターズドリームは、市場活性化の起爆剤となった。
オリヒロプランデュ
ぷるんと蒟蒻ゼリーパウチ
アップル＋グレープ
ポーション型菓子（ゼリーなど）市場では、「蒟蒻畑」を擁するマンナンライフが圧倒的強さを誇っており、オリヒロプランデュは「ぷるんと蒟蒻ゼリー」で対抗するが、その差は大きかった。そんな中、同社は「ぷるんと蒟蒻ゼリーパウチ アップル＋グレープ」などのアソートタイプの商品を投入。2種類の味が楽しめるお得感で女性層などをつかみ、同カテゴリーでの2016年度のメーカーシェアを4.9ポイント増の24.6％に上昇させた。
フジッコ
カスピ海ヨーグルト
脂肪ゼロ
北海道産無脂肪牛乳を100%使用して、脂肪ゼロながらコクのある味わいが楽しめる商品。消費者の健康志向も追い風となり、若い女性を中心に確実に売り上げを伸ばしている。低脂肪・無脂肪ヨーグルトはコンビニエンスストアでの消費者の購入傾向が分かる日経CVSレシートデータを見ても、29歳以下の女性の購入人数比率が24.2％（2016年度）と高い。おいしさと低カロリーが女性層の支持につながっている。
山崎製パン
レーズンゴールド
従来品よりレーズンの量を増やしてプレミアム感を演出した同商品は、バラエティ食パンカテゴリーにおいて、売り上げもダントツの1位で、売り上げの伸び率も高い。「売れ筋No.1」であり、「日経POSセレクション プレミアム」でもある商品だ。
マルサンアイ
毎日おいしい 無調整豆乳
大豆本来のおいしさを追求しながら価格を抑えた人気商品。商品力を表すとされる出現店千人当たり販売金額を見ると、2017年3月は440.5円と豆乳で1位、前年同期比伸び率も221.7%と躍進した。営業力を表すとされる店舗カバー率が伸びれば、売り上げ規模を示す来店客千人当たり販売金額でもさらに上位を狙えるだろう。
日本水産
ほしいぶんだけ
若鶏のやきとり串
従来品に比べて、もも肉の食感と、甘辛だれの風味を改善した。2017年3月の出現店千人当たり販売金額は、前年同期比22.6%増の166.6円、店舗カバー率は同じく6.8ポイント増の33.7％。消費者と小売りからの評価がともに上昇しているバランスが取れた商品だ。
日本コカ・コーラ
リアルゴールド
フレーバーミックス レモン
ビタミンC、ローヤルゼリー、ビタミンB2など豊富な栄養成分を含むペットボトル飲料で、2014年の発売以来、確実に売り上げを伸ばしている。もともと炭酸飲料に強い日本コカ・コーラは栄養補給ドリンク市場でもメーカーシェアを拡大中で、2017年3月には炭酸を強化するなど同商品のリニューアルを実施。猛暑が予想される今夏は、さらに存在感が高まりそうだ。
マルコメ
料亭の味
あおさみそ汁
具材にあおさを贅沢に使用し、食べやすいカットサイズの豆腐を合わせたペースト状の即席味噌汁。個食対応商品として消費者の支持を得て、2016年度の来店客千人当たり販売金額を前期比135.7％増、メーカーシェアを1.4ポイント増の31.7%に伸ばした。ペースト状の即席みそ汁カテゴリーのメーカーシェアは、1位が永谷園、2位がマルコメで、シェア追い上げにも貢献している。
丸大食品
フィッシュソーセージ
魚肉ソーセージカテゴリーでは、「おさかなのソーセージ」を擁する首位の日本水産を丸大食品が「フィッシュソーセージ」で追撃する構図。2016年度の同商品の来店客千人当たり販売金額は前期比128.5%増の82.9円、店舗カバー率でも9.3ポイント増の20.0％と倍近い伸びを示しており、「日経POSセレクション プレミアム」にふさわしい商品と言える。
明治
チョコレート効果
カカオ72％
カカオ含有率72％の本格ビターチョコレートで、カカオの華やかな香りと上質な苦みが特徴の商品。明治は、カカオが多く含まれていることを前面に押し出して「チョコレート効果」を消費者にアピールしている。2016年度の来店客千人当たり販売金額は前期比123.7％増と大幅に売り上げを伸ばした。「チョコレート効果」は、カカオ72％の他にカカオ86％とカカオ95％があるが、カカオ72％の売り上げが一番多い。
商品広告や販促での
ご利用について
日本経済新聞社では、日経POSセレクション2017と各賞の表記を、広告や商品パッケージ、店頭POP、ポスターなどにご利用いただくための
有料メニューを提供しています。ご利用方法や料金などの詳細は入力フォームからお気軽にお問い合わせください。
日本経済新聞、日経MJ、日経電子版などへの広告掲載に関するお問い合わせにもご対応いたします。
専用エンブレムについて
日経POSセレクション2017を広告や販促にご活用いただくお客様向けに､
｢PREMIUM｣｢GOLD｣｢SELECTION｣の3つの専用エンブレムをご用意しました｡
白地で文字にテーマカラーを使った別バージョンもございます｡
日経POSセレクション2017の
選定方法について
全国のスーパーやコンビニエンスストア､ドラッグストアのPOSデータを収集した｢日経POS情報｣のデータベースを使って､2016年4月から2017年3月までにスーパーで販売された加工食品･飲料･酒類200万点の中から選定しました｡※
来店客千人当たり販売金額の前年度比伸び率が20%以上で､店舗カバー率､日経商品分類の小分類(2000分類)内順位､メーカー別シェア伸び率など4つの指標で一定基準を上回る164製品を選出｡そのうち上位10製品をプレミアム賞､50製品をゴールド賞に選出しました｡
※2016年1月1日以前に日経POS情報に登録された商品を対象としました｡
売れ筋が、
手に取るように見えてくる
日経POS情報
高い速報性で、いち早く最新動向を掴む！
様々な用途やニーズに応えます。
- ワンタッチでグラフ出力
- 1985年に生まれた歴史あるデータサービス
- 有名企業多数導入
- 265万商品のデータ収録
- 主なお客様 メーカー様、卸売業様、小売業様、商品開発担当者様
日経POS情報とは？
日本経済新聞社が全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストアなど計900店舗の小売店による商品の販売実績データを集計したデータベースサービスです。対象は加工食品、酒類、家庭用品など約265万商品。 各商品の実売データを2日後に確認でき、販促に投じた費用の効果を迅速に計測することができます。また、新商品の開発や販促のための社内資料を簡単に作成することも可能。販促やマーケティング、営業戦略の企画立案をサポートします。
中分類で200、小分類で2000と
詳細な商品分類
例えば焼酎の場合、甲乙別、容量別で15のカテゴリに、漬物であれば奈良漬、ナス漬など30のカテゴリに分類。同タイプの商品だけを簡単に比較、分析することができます。
容量から容器、フレーバー情報まで豊富な商品情報
詳細情報が紐付いているため、「500mlペットボトル容器入りのレモン味の炭酸飲料」といったピンポイントでの抽出が可能です。
収録開始は1985年
30年以上にわたるデータ
世界でも類を見ない歴史と範囲を兼ね備えたデータベース。ゆえに長期の価格動向を時系列で研究する際のデータとしても効果を発揮。大学や研究機関でも多くの利用実績があります。
