コラム・調査レポート

2018.03.22

食品

ルマンドアイスがアイスクリームで首位

 ブルボン「ルマンドアイス」がアイスクリームで首位に躍り出た。日経POSデータの2月の同商品の千人当たり金額は325.5円、それまでアイスクリーム(レギュラーアイス(分類コード 261、プレミアムアイス(同262))で首位を走っていた森永「チョコモナカジャンボ」(同218.6円)をあっさりと抜き去った。
 「ルマンドアイス」は、ブルボンが1974年に発売したクレープクッキーでロングセラーの「ルマンド」を小サイズにしてアイスクリームの中に入れ、コクのあるココア風味のクリームをコーティングして、食べやすいモナカタイプに仕上げた。4つに割れるモナカにルマンドが入っていて、サクサクとした食感を楽しめる。同社は2016年夏に「ルマンドアイス」を新潟県と北陸3県で発売したが、予想を大きく超える注文が入り、一部地域では販売を休止していた。その後、2017年夏に新潟工場に製造ラインを設けて供給体制を整え、全国展開した。
 今後のルマンドアイスの売上げの爆発を予想させる数字として出現店千人当たり金額がある。例えば、これまで首位だった「チョコモナカジャンボ」の2017年で一番売れたのは7月で出現店千人当たり金額は542.8円、2018年2月は218.7円と59.7%下がった。冬場に強いハーゲンダッツ「バニラ」でさえ2018年に最も売れた8月の345.6円から2018年2月の176.2円と5割近く下げている。一方で「ルマンドアイス」は、2017年8月の496.8から2018年2月の439.9円と1割程度しか減っていない。一般的に冬場のアイスの売れ行きは大人しいが、「ルマンドアイス」を欲する消費者は多い。
 アイスクリームの2月のランキング10位までのカバー率は、「ルマンドアイス」が66%で最も低い。今後、小売りからの要請を受け、カバー率も上昇しそうだが、くれぐれも欠品にはご注意願いたい。

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