コラム・調査レポート

2019.11.22

食品

「大きな大きな焼きおにぎり」売れ行き好調、9週連続首位

 日本水産が9月1日にリニューアル発売した冷凍食品「大きな大きな焼きおにぎり」の売れ行きが快走を続けている。たまりしょうゆと濃厚な二段仕込みしょうゆをブレンドした風味豊かな焼きおにぎりは、食べごたえもある1個80gの大きめサイズで、消費者からの熱い支持を集めた。
 冷凍食品の焼きおにぎりは、1989年にニッスイが初めて発売した。1994年には、商品名を今の「大きな大きな焼きおにぎり」に変更。今年発売30周年を迎えた本商品は、今回のリニューアルでは、香ばしいしょうゆ風味を一層向上させた。
 日経POSデータの冷凍おにぎり・おむすび(分類番号252027)で見ると、「大きな大きな焼きおにぎり 6個(480g)」の来店客千人当たり販売金額は、登場第4週目(9/16~9/22)に187.4円(シェア27.5%)となり、週間ランキングで首位となった。10月初旬の発売第7週(10/7~10/13)には千人当たり金額は339.1円(シェア36.2%)の最高値を記録。最新週(11/11~11/18)では、千人当たり金額は281.2円、シェア39%と絶好調で首位を独走している。俳優のムロツヨシさんが発売30周年間を振り返るテレビCMが10月下旬から全国放映されたことも、消費者の購買意欲を後押ししたようだ。

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