コラム

2018.05.16

食品

MCTをご存知ですか?

 日清オイリオグループ「MCTオイルHC 85G」の売れ行きが好調だ。2017年8月の発売以降、売上は一貫して右肩上がりで、2018年4月の来店客千人当たり販売金額は23.0円になった。
 MCT(中鎖脂肪酸油)の中鎖脂肪酸は、長鎖脂肪酸比べて短く、水になじみ易いため、小腸から門脈を経由して直接肝臓に入り、分解される。一方、長鎖脂肪酸は小腸から消化・吸収され、リンパ管などを通って脂肪組織や筋肉、肝臓に運ばれ、必要に応じて分解・貯蔵される。両者の消化・吸収後の経路が異なり、MCTは、一般的な油に比べて、4、5倍も速く分解され、短時間でエネルギーになる。
 MCTは、もともと医療や介護の現場で使用されていた。効率よくエネルギーを得られるだけでなく、無味であることも利点となっていた。例えば、お年寄りは、慣れてない味の食べ物を拒絶することが多く、健康に良くても付加出来ない食材もあるが、無味のMCTは、食事に混ぜても違和感なく食べることができるので、食が細くなった人でも、簡単に必要なカロリーを摂取できる。
 日清オイリオグループは、このMCTを一般の食用として市場に投入した訳だが、「MCTオイルHC 85G」は、カバー率、出現店千人当たり販売金額ともに右肩上がりで、小売り、消費者ともに評価が上がっていることが分かる。MCT関連商品は、じわりと増加中で、健康食品の新しい柱になる可能性がある。

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