コラム

2018.08.7

食品

火はつけたくない!酷暑消費で「シマダヤ流水麺」絶好調

 暑さが続くと食べたくなるのがそうめんなどの冷たい麺。さっとゆでて冷やして食べる、夏の風物詩だが、今年は連日の酷暑を反映し火を使うことさえためらわれるのか、ゆでない麺が急進している。けん引役は「シマダヤ 流水麺」だ。
 「流水麺」は水でほぐすだけで食べられるのが特徴で、発売から30周年を向かえるロングセラーブランドだ。商品ラインナップも増え、日本そば、そうめん、うどんのほか、冷やし中華まで揃う。
 日経POS情報で全国のスーパーでの「シマダヤ 流水麺」ブランドの売れ行きを見てみよう。最高気温の上昇に沿って4月から売り上げも伸び、7月の気温の急上昇とともに売り上げも急進している。7月の千人当たり金額は1996.3円で前年比32.7%増の大幅増となった。同じく酷暑特需となった「麦茶飲料」が前年比29.9%増、「スポーツ飲料」が同25.3%増であることを見ても、「シマダヤ 流水麺」の人気のほどがうかがえる。
火はつけたくない!酷暑消費で「シマダヤ流水麺」絶好調
 さらに詳しく見ると、7月に全国のスーパーで発売となった「流水麺」は23アイテム。1位は「流水麺 そば 2人前」で千人当たり金額640.8円、2位「そうめん 2人前」で同398.7円、3位「うどん 2人前」同366.7円、以下4、5位に「同 冷やし中華」が続いた。
 今年3月には東洋水産が「マルちゃん つるやか」ブランドで、同じく水でほぐすタイプのそば、うどん、そうめんを発売したが、7月の千人当たり金額はブランド合計で91.4円と、古株の強さが際立つ結果となっている。
 「流水麺」はこの他、具材とつゆが付いて容器に入ったタイプも発売している。付属のつゆをかけてほぐすので、ざるに空けて水道をひねり水でほぐす手間もいらず、器を準備し盛り付ける必要もない。7月はこの容器タイプはまだ大きな伸びは見られなかったが、猛暑が続けば、さらなる手軽さを求めるようになるのか。ゆでないだけでは物足りない、酷暑が消費行動に与える影響も特異なものとなる。

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