コラム

2017.03.10

家庭用品

新しいボールペンで新生活を始めましょう

 3月になり、春めいた日も増えてきた。来月からは新しい生活をスタートさせるという人も多い。そんなシーズンにPOSデータが動くのが筆記用具(744)だ。筆記用具を新調して、気持ちも新たに新生活を始めようということだろう。
 筆記用具分類は小分類が多く、ボールペン、鉛筆、シャープペン、色鉛筆など18の小分類が含まれているが、不動の1位はボールペン。直近の2017年2月では筆記用具全体に対する販売金額シェアは約5分の1、21%を占めている。
 ボールペン(744002)市場は2007年にパイロットより「フリクション」シリーズが発売されてから競争が激化、毎年様々な新商品が発売され、市場が拡大してきた。
 そんな中、今回注目したのはボールペン替芯(744016)市場だ。
 1本100~200円のボールペンは使い捨てしても惜しくはない。ところがボールペン替芯の千人当たり販売金額時系列推移を見てみると、ボールペン本体と一緒に順調に成長を続けており、芯を入れ替えて使っているユーザも多いことがうかがえる。ボールペンは同じブランドのもので入れ替える必要があるため、そのブランドに対するリピート率がわかる。
 2017年2月のボールペン千人当たり金額ランキングを見てみると、2位にゼブラ「サラサクリップ ジェルボールペン 0.5 JJ15R 赤(4901681143139)」がランクインしている。同じ月のボールペン替芯のランキングを確認すると、ゼブラ「サラサ クリップ」シリーズの替芯は45位以降にしかランクインしていない一方で、三菱「スタイルフィット ユニボールシグノ ゲルインクボールペン」の替芯は10位内に2商品がランクインしている。
 三菱「スタイルフィット ユニボールシグノ」シリーズは、欧米など合わせて累計2000万本を売り上げ、2016年の「日経優秀製品・サービス賞」の最優秀賞を受賞したヒット商品。順調にリピーターを増やしているようだ。

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