コラム

2017.03.24

食品

じわじわ広がるシリアル人気、健康志向が後押し

 2017年に入ってから、「MJ新製品ランキング」その他食品の上位(20位以内)に顔を出すようになった商品がある。カルビーの「フルグラ 糖質25%オフ 600g」(JAN=4901330741945)だ。2月からはライバルの日本ケロッグ「オールブラン フルーツミックス 徳用440g」(JAN=4901113854640)も登場、3月には姉妹品のカルビーの「フルグラ チョコクランチ&バナナ 700g」(JAN=4901330742072)も顔を出している。
 これらの商品が含まれる分類「シリアル(フレーク)」(165001)を「ABCランキング」で見ると、メーカー別では、カルビー、日本ケロッグ、日清シスコ3社だけで累積したシェアは84.2%に達している。商品別に見るとカルビーの「フルグラ フルーツグラノーラ800g」(JAN=4901330740672)が、ダントツの1位だ。
 ではグラノーラのブームはいつからなのか。「グラノーラ」という言葉で、日経MJ(流通新聞)の記事検索をしてみると、2013年後半から急増しており、ブームがこの頃から始まったことが分かる。
 グラノーラは、燕麦や小麦などの穀物加工品に砂糖や蜂蜜などのシロップや植物油を加えて焼き、食べやすくするために焼く途中でかき混ぜたり、焼いた後で砕いたりしたもの。栄養価が高いにもかかわらす、糖質(炭水化物)が少ないため、ダイエットに利用されることが人気の一端となっている。
 また、持続的に食べてもらえるよう、ドライフルーツなどを混ぜて変化を持たせた製品が数多く登場している。これら新製品の投入が、カテゴリー全体の活性化につながっている。一方で、カルビーでは、同じシリアルカテゴリー内の「コーンフレーク」の全商品の生産を中止する。好調なグラノーラへの生産資源のシフトを図り、2018年度末までに現在の倍にあたる500億円の売上を目指す。

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